kirigoe's ノベルゲーム感想ブログ

ノベルゲー20年ぶりに本格復帰したユーザーはどうすりゃいいですか?→わからないのでとりあえず感想を書くことにする

introduction

 2023年夏、私は父親(68)の自宅介護をするか否かの決断を突然迫られることとなった。父親が脳出血を発症、命に問題はなかったが高次的なものを含む脳機能が著しく低下し、歩行も不可能になったたためである。私は否の方向で進められていたのだが、母親からの強い要望もあり自宅で介護することとなった。母と私で2人がかりで24時間365日介護という環境下に置かれている。

 しかしである。

 基本自宅近辺に24時間365日いて自由時間そのものは割とあるが、やること、正確に言えば可能なことは少なくなった。常時2人体制が必要なため仕事などできるわけもない。1つYoutubeチャンネルを運営しているのだが基本的にオールロケーションで遠方に出向いて動画を作るため、運営継続が難しくなった。ライフワークでもあったのでこれができないのは結構辛い。

 

何をするべきか、何をしたら金がかからないか、精神崩壊しないか、いろいろ試行錯誤した結果、ノベルゲームを大量にプレイすることにした。

 

 

ノベルゲームといえば向日葵、そして果てしなく青い空

 

 ワンコインもしくは1000円程度でプレイできるノベルゲームは非常に多いのだが、大量の時間を必要とする。特に時間が必要な作品は「ひぐらしのなく頃に」で、批評空間では中央値161時間と表示されている。4週間労働(8時間×5日×4週間)と同じ時間である。それが3,000円(※Switch版の中古価格)で買えるのだから、これほど金のかからない娯楽もあるまい。ガチャとは真逆の性質を持っているとも言える。

 プレイしっぱなしもどうかと思ったので、当初はTwitterに感想を書いていたのだが「どう考えてもブログのほうがよくないか?」と思えたので、このブログを立ち上げたという次第である(Twitterも更新はする予定である)。

 ちなみに、以前から運営しているYoutubeチャンネルとは完全に切り離して運用しているため、そちらの視聴者にはこのことを一切知らせていない。Twitterも専用アカウントをわざわざ開設したくらいだ。理由だが、私のYoutubeチャンネルは小学生中学生視聴者が割といて、その人達が見るには不適切な可能性があるタイトルを扱うからだ。「ノベルゲー20年ぶりに本格復帰したユーザーはどうすりゃいいですか?」のネタ元を知っている人なら、小学生にぬきたしをはじめとするコンテンツを触れさせるわけにはいかないというのは直感的にわかるかと思う(でもぬきたしはアニメ化するのか…)。

 

 この環境になってからでも今日(2024.05.08)の時点でプレイ8タイトル目に突入しているため、今後は既にプレイした7作品の感想でもアップしようかと思う。また、20年以上前はノベルゲーム現役だったのでその頃に印象的だった作品もアップする予定ではある。一応全盛期を経験しているユーザーが20年の時を経て現役復帰するという事例ではあるが、20年も経つとだいぶ様変わりしている。次回はそのことについて記事を書くのも良いかもしれない。

 批評空間 に簡単に履歴があるので、得点だけ気になる人はそれも見てほしい。またTwitterアカウントもあるしYoutubeアカウントも別にとってある。VTuberになってみようと思って機材を揃えたらあっさりできてしまったので、そっちでも試行錯誤してみるつもりである(Youtubeについての基礎知識がある人ならVTuberデビューは簡単だったし、普通のYoutubeチャンネル運営するのと違いはほぼないと言える)。

 

 

※介護の重い日記にするつもりは一切ない。そもそも介護という点では何が正解かわからんし、自宅介護は母親からの強い要望ということもあり私はそこまで重要な立ち位置にはいないからだ(基本的に母親が介護している。というか私が介入できる要素が多くない)。

 そこら辺はネットであれこれアドバイスされても私自身できることも少ない。またリアルの事情もあるので問題があればリアルで行動するつもりでもある。この生活が持続可能でないことも私自身は認識しているし承知している。

 なお、同じような境遇に置かれそうな人には、可能な限り施設入所に尽力すべきであるとは言っておきたい。それが無理そうな人は自分自身にも介護対象にも睡眠時間コントロールをカフェイン入り飲料を使って調節したほうが良いかと思う。緑茶やコーヒーなどカフェインは午前中の早い時間のみ摂取し、午後は一切断つことで大体睡眠時間はコントロールできる(経験則)し、現在破綻していないのは睡眠時間コントロールできているからだ。これは別に介護に限った話でもないとは思うが。