kirigoe's ノベルゲーム感想ブログ

ノベルゲー20年ぶりに本格復帰したユーザーはどうすりゃいいですか?→わからないのでとりあえず感想を書くことにする

ノベルゲームを安く買うために…

 introductionページで書いている通りなのだが、自宅介護という環境に置かれている。収入面がヤバいので金銭にはシビアになってしまう。発売前のエロゲをソフマップで、げっちゅ屋で、みたいな感じでいろんな店舗で予約して特典を集めまくるなんてことはできるわけがない。その金でショートステイに1泊2泊させるほうが生活の質は向上するのだから。

 ただこうやって節約方式にすると、ただでさえ大手の解散が続いているのに業界がさらにやばくなってしまう。それもまずいのでできる限りメーカーに金を落としつつ節約しながらゲームを集めて消化する方法を記録することとする。

 なお、この記事は半分備忘録的に書いているし、最後にも書くが「やりたいときに値段気にせず買うのが一番」だ。

 

 

 

全年齢か年齢制限か

 まず、全年齢向けを許容できるかどうかで調達元が限られてくる。もしあなたが許容できないのであれば何があろうともPC版を買うしかない。許容できるのであれば、既存ゲームハードを含めて選択肢は相当広がる。ちなみに私はグロを過剰に警戒している一方で性的表現については特になんでもいけるので全年齢版でも構わない(全年齢版や15禁版でもグロ規制は相当ゆるいので、個人的にはどちらでも困る)。

 全年齢版のデメリットは、シーン以外にも許容できない表現が多く、そこがマイルドになっている可能性が高いこと。これはメリットにもなりうる。特に耐性のあまりない女性ユーザーは全年齢版からスタートするのが無難とも言える。男性なら許容できるが女性が許容できない(かもしれない)ネタは色々プレイしていると見かけなくもないためだ。ただし年齢制限がかかっている表現のほうが良いと思うことも多いため、特にシナリオが評判となっているゲームの場合は判断がなかなか難しい。

 個人的にはどちらでも問題ないと思うし、それで論争すること自体を避けたほうがいい(論争するくらいなら1本でも多くプレイすべき)と思う。

 

 

ゲーム機の調達優先度

 ノベルゲームの調達を安価でという視点を中心に考える場合、ゲーム機の確保優先度は PS VITA > Switch > PS3PS4PS2 = PSP >DC=XBOX360 > XBOX だろうか。PS5はノベルゲーマーには完全に無用の長物であるため無視して良い。PS5購入資金でレトロなハードを揃えたほうが有意義だ(PS5が悪いというわけではなく、ノベルゲームにPS5はオーバースペックすぎるだけ)。

 なぜここまで沢山の過去のハードを書いているのかだが、その理由としては過去のハードでしかプレイできない作品が少数ながらあるためだ。例えば「俺たちに翼はない」の全年齢版は現在は事実上PS3とVITAでしか買えない。年齢制限版では香田亜衣という人気ヒロインのルートがないため、全年齢版のプレイもしておきたい(少なくとも全クリアした人は香田亜衣ルートには行きたくなるはず)。一方で下ネタのキレの良さで大人気なキャラである軽部狩男の発言がマイルドになっている可能性が高いなど魅力が削がれているとも言えるので、全年齢版だけやればOKとは言い切れないのが悩ましい。

 他にもWHITE ALBUM2(全年齢版)やドリームクラブなどPS3/VITAでしかできない名作もあるため、PS3やVITAにも相応の価値がある。

 とはいえ現状ではSwitch、PS4のどちらかを持っていれば名作の8割くらいはプレイできるはずなので、ゲーム機を買うならSwitchだけでも問題ないとは言える。Switchが全盛期VITAと同じくらいのギャルゲー天国となっているしVITAにない古い作品まで出ているためだ。

 Switchはソフト自体は多くなっているが安くはないので、安さを求めるならVITAも選択肢に入ってくる。ただし、VITAは中古でしか買えない上にハード自体が高騰気味なので、優先度は高くとも無理する必要はない。私はたまたまVITA(有機ELディスプレイ版)を持っているので有効活用させてもらう。

 PPIだけで言えばSwitch付属のディスプレイ(液晶版236ppi、有機EL版210ppi)もVITA(220ppi)もどちらも同じくらいなので、HDMI出力しなければ画面の精細さはほとんど変わらない。ただしVITAはSwitch Lite(267ppi)に負ける。個人的に言えば200を超えていれば体感はほとんど変わりないのだが。

 VITAの問題点は処理性能の低さで、iPhone3GS~iPhone4時代に出たハードだから相応の性能しかない。それが10年近く現役として使われていたわけである。末期のゲームは相当無理して動かしているのではないかと感じる。

 VITAよりもPS3のほうがソフトが安いという傾向があるが、PS3版よりもXBOX360版のほうが安い(XBOX360に該当ソフトが出ていればの話)。さすがにXBOX360を新規で買うのはどうかと思うのだが、持っている人は有効活用できるのではないかと思う。

 PS3は個人的に新規ででも手に入れたほうが良いハードだと思っているが、どうも型番別に事情が複雑なので、こんな場末のブログで情報を収集するより専門知識を得るために外に旅立つべきだ(PS2PS3よりもさらに事情が複雑なため、購入の際はより専門的な知識が必要となる)。旅立つのも億劫な人に簡単に説明するが、PS3の場合、迷ったら一番新しい最終型(4300)を買えばいいし、互換性があるからと初期型を買うのは絶対やめたほうがいい。(ちなみに、私の家にあるPS3は3000だ。)

 PSPは良いハードだがさすがに規格や解像度が古く、さらにUMDの音がうるさいので個人的にはなしかなと思っている(いろいろあるらしいが、この記事ではUMDで動かすということにする)。ドリームキャストはよくわからない。家に現物はあるが動くかわからない。

 

 だいぶ長いので要点をまとめると、SwitchとVITAがあれば大抵のゲームはできる。余裕があればPS3PS2を揃えたらより幸せになれる。ただしPS3PS2は型番別の特徴などの下調べは必須。特にPS3は型番を間違えるとすぐ壊れる。

 

 

スマホでプレイはできんのか?→できる

 Key作品はスマホでプレイできる。ただそんなに安くない印象だ。スマホで安心してプレイできるのがKey作品の魅力なので、手軽にやるならスマホ版も良いのではと思う。

 FGOによってスマホしか使わない系の人にも人気になったFateシリーズだが、こちらもスマホでプレイできる(全年齢版)。ただCS版と比べてそんなに安くはない。それとこの作品は年齢制限版至上主義者もいて(先日も全年齢版プレイ者にゲーム開発者なら年齢制限版をプレイすべきだと説教している人を見た)、高額でも年齢制限版をプレイしたほうが良いかは私には判断しかねる。なにせ私も型月作品は一切触ったことがないからだ。マチ★アソビ気軽に行ける圏内に在住だからなんか盛り上がってるのは知っているのだが。

 萌えAPPというプラットフォームがあり、そこでは全年齢版の美少女ゲームをプレイできる。評判の良いはつゆきさくらや金色ラブリッチェといった作品がセール期間なら1000円未満で買えるのは破格だろう。ただ操作感は全くわからないので、近いうちに金色ラブリッチェを買って試してみることにする。

 AppStoreでも上記作品は買えるが、Appleのプラットフォームにおける手数料の関係で割高となる。プラットフォームへの安心料として余分に払ってAppStoreで買うのもよいし、Androidの萌えAPPストアで買うのも良いと思う。

 

PC版のダウンロード版を安く買うならセールを狙う

 F◯NZAやDLSiteのセールを狙うのが手軽で安く買える最善の手段だ。特にDLSiteじゃないほうは頻繁にセールを実施している。セール期間内には3本3000円/5本5000円/10本9500円ですごく安く買える対象の作品が数千タイトルにもなり、500円/1500円/3000円セールの作品にも過去作を含めて良い作品が並んでいる。傑作と呼べるような作品はお得枠に入るものがあまりないので、傑作は定価ベースで考えるほうが良いのだろう。

 定価ベースでソフトを買うと考える場合、パッケージ版を買ってプレイしたら売る、というサイクルで節約することが可能となる。これが良いかどうかはわからない。メーカーからしたらかなり印象のよくない方法の可能性があるので(特に中古を買って売ってを繰り返す場合)、私自身はセールタイトルやりつくして定価ベースで考えないとプレイしたいゲームがない、という段階まではやりたいゲームやDL版で安く手に入った名作をプレイする予定だ。そもそもそこに至るまでに数年の歳月が必要となるとは思うのだが…。

 F◯NZA GAMESのセールは12月、3月(周年)、GW前、夏、秋とあるらしい。この情報は調べてもわからなかったのでここに記載しておきたい。DLSiteはわからない。

 

 

steamの罠 ~日本語不在~

 前回から使い回すが、steamはいろいろと問題があり、特に年齢制限のかかっているゲームの全年齢版は基本的に日本語のないノベルゲームなので、日本語があるかどうかは必ずチェックすべきだと考える。例外はマブラヴシリーズ、リトルバスターズ!、Re:LieFなど。この3シリーズはsteamで買うのが正解じゃないのかと思う。あとゆずソフトは日本語も大丈夫のようだ。

 一方で最初から全年齢向けに出しているノベルゲームや同人ゲームはsteamで買うのも良い選択肢と言える。特に科学アドベンチャーシリーズやメモリーズオフシリーズはsteamで買うと良いとも思う。steamの大型セールは6月末、10月末、12月末と決まっているが、それ以外でも突発的にセールが実施されるし、最近だと旧正月セールもできているので年末年始~6月までの長いセールなし期間は過去のものになっていると感じている。

 海外の精鋭が作り上げたノベルゲームもsteamでプレイできる。安いが日本語のないもの、直訳的なものもあるので気をつけたい。個人的には三色絵恋の日本語版をPCでプレイしたいのだが…(PS4にしかない)。

 

どうしてもPC版の中古パッケージや新品しか選択肢がないものもある

 例えば、君と彼女と彼女の恋。は中古ではプレイできない。大人しく新品をDL版で買うのが良いのだと思う。そのうち手をつける予定だが、中身を有名な他作品(Just M…)のプレイ及び感想レビューで若干知ってしまっているので、かなり後回しにするかもしれない。他のニトロ作品もそうなのかもしれないが詳しく調べていないのでわからない。

 他にも中古でしかプレイできないゲームはある。特に戯画作品は戯画解散に伴いDL版を一生買えなくなってしまった。復帰があと1年早ければと思うのだが、しょうがないので私は戯画作品をなかったことにしている。全年齢版が現存しているパルフェくらいはプレイできるので、それだけは早期プレイを予定している。BALDRシリーズは手を付けたことがなかったので、いろいろ衰える前にプレイしたい作品ではあったのだが…。

 

ノベルゲーム専用WindowsXPのパソコンは用意すべきか

 と考えてはみたものの、そんな人間は相当ヤバいやつなので、考えなくていいと思う。その域に達することができるのは、全盛期を通過して未プレイタイトルの少ない人やよっぽど思い入れのあるゲームのある人だ。ちなみに私がそこまで考えているのはプレイしたいと思いながらできていなかったD+VINE[LUV]をプレイしたいというだけであるし、それも数年後にプレイを検討するくらいだとも思う。

 WindowsXPのパソコンで限りなく良いものをと考えた場合、Core-iシリーズ第4世代(Haswell、Core i7 4790など)まではXP対応しているらしいが、そんな性能は必要だろうか? GPUも重い3Dゲームをプレイするでもない限り特に強い性能のものは要らない。うちにはRADEON HD 6670が転がっているのでどうしても専用PCを作るのならこれを使うかもしれない。どうせそこまで性能は要らないのでHDMI外部出力対応のCore2(45nm世代)やCore-i第1世代中古ノートを調達するのが一番安上がりだろうけども。

 私の事情だが、家に使っていないXPのシリアルナンバーがあるので、それを使えば普通に使える。XPはとっくの昔にサポート終了しているので、インターネットに繋がないだけでなく外部とのやり取りも極力控えることが重要となる。XPのアクティベートは一応オフラインでもできるらしいが…。

 

 

何が安いか、具体的なタイトルは名言しない

 万が一にこの記事が人気となってしまった場合、各名作の中古相場が変動して私が不利になるので、これ以上は具体的に書かない。ただしソフトが出回りすぎて今更相場が変動しそうもないゲームもあるので、それなら大丈夫かもしれない。例えばここでFate/stay night[Realta Nua]をVITA版でプレイするのが一番安いと言ったところで特に相場に影響は出ないだろう。

EVE Burst Error RはSwitchのダウンロード版が一番安いので、これも名言しても問題ないだろう。F◯NZA GAMESだとサターン版準拠がセール500円常連だからそっちのほうが良いかもしれんが。

 

 

やりたいものをやりたいときにやるのが一番

 ここまで書いておいて身も蓋もないが、定価で普通にプレイしやすい解像度でプレイするのが一番堅実だ。問題となるのが数をこなすとなった場合なのだが、そもそも普通に社会生活を営んでいると数をこなすこと自体が難しくなる。1プレイ20時間30時間当たり前、下手すりゃ100時間超えるようなゲームをたくさんプレイするには相当な時間を要するのだ。時間だけは比較的自由が効く私ですら月4タイトルが限度だった(2024年4月実績)。

 あくまでもこの記事は数をこなす人間だけが使えるテクニックだから、私くらいしか役に立たない。

 

次に何の記事を書くかは未定。家族計画のレビューかAmazon Audibleの話になる。