脱SNSとか言いながら今でも頻繁に見てしまっているし、SNSアカウントを複数運用すらしているのだが、ノベルゲームはひたすらプレイできている。だが昔は違っていた。何に時間を使って重い腰を上げなかったのか。理由はいくつかあるが、1つは「SNSに時間使いすぎ」だったこと。しかも無駄にダラダラ見てしまう。そのため、SNSの依存度を下げることがとにかく重要という結論に至った。SNSを見ることは他のやるべきことと比較してとにかく腰が軽くなりがちで、見ないに越したことはないがどうしても見てしまうのだ。個人的にはそれにプラスしてソシャゲもあるんだが、この2つに使われている時間をいかに減らすことがゲームプレイ時間の捻出になると思い心がけている。
ソシャゲについてはソシャゲ全部辞めた上にソシャゲ全部辞めた感想という記事を上げているので、今回はSNSの時間を減らすために心がけていることを書いていきたい。ただソシャゲと違ってSNSを断つのは現代人にはほぼ不可能である。使いすぎ防止をどうやっていくかが主目的だ。
- スマホ使わないようにすりゃSNSも見ないんだよ理論
- SNSと繋がらせてくれないデバイスの使用時間を増やす
- 普段スマホを使う立ち位置にいるデバイスをスマホじゃないものにする
- スマホを使いづらいものにしてみる
- SNSの否定はしないが…
- スマホを使いつつSNSを使いたくなる方法を探る
スマホ使わないようにすりゃSNSも見ないんだよ理論
SNSを見ることに最適化されているデバイスといえばスマートフォンだ。私なんてiPhone3GSからのスマホ使いでスマホ廃人の域であり、一時期はスマホ10台くらい持ってもいた。スマホで主に使われるのはSNS、次いでソシャゲ、だったなと今は考える。生活を改善した今ではスマホが3台しかなく(この時点でだめなんだが)、一番見るのはゲームの攻略サイトと通販サイト。ではなくSNS。改善してもこれである。ただし、スマホそのものを使う時間はだいぶ減っている。
結局なんらかの媒体でSNS見てしまうんだが、今ではSNSを見るのに一番使うのはPCだ。PCを持っている限りSNSからは離れづらいが、スマホと違って大画面なので情報はすぐ追える。スマホよりも使う時間は格段に短い。「スマホでSNSを見ない」ことにすればSNSを見てしまう状況でも使う時間は減る。かもしれない。通知がやたら送られてこないのもPCの特徴だが、スマホでも通知を切ればいいだけではある。
ただしここまでの話はSNSといってもTwitterに限定した話で、instagramやtiktokは知らん。FBも。Youtubeも一応SNSだが、これはなんか別枠な感じはする。「「スマホからアクセスさせるのが一番中毒になる」というのは運営側も理解しているのか、スマホ以外からのアクセスを困難にしているSNSもあるが、その辺はどう対処すりゃいいのだろうか。それはわからん、とはいえ対処法はそういうSNSの利用頻度を下げるしかない。
スマホを使わないようにすりゃSNSを見ない、というわけではないが、スマホでSNSを見ることはSNSに流されがちで、なおかつPCでSNS見るよりダラダラ時間を使いやすいと感じるため、スマホ以外のデバイスをいろいろ用意してみてスマホを使う以外の時間を強制的に増やすのが一番よさそうだ。…この一文だけでこの項目が成立してしまった。
SNSと繋がらせてくれないデバイスの使用時間を増やす
この点、最初に思い浮かぶのはゲーム機だ。ゲームをプレイするための機械であり、SNSを使うのには向いていない。とか言いながら古くはPSPでSNS使ってたりもしたのだが…。ネットサーフィン、動画視聴、音楽視聴、SNS運用、ゲーム、HDMI出力による据え置き機化、それらが2000年代にできてしまっていたPSPは時代が早すぎたのだ。
PSPの礼賛はともかくとして、ゲーム機であればSNSを使わずに各々の趣味を満喫することができる。といってもゲームであり、できることはゲームに限られる。まあYoutubeくらいは見られるが、SwitchでYoutubeを延々と視聴するのは若干不健全な気もするのでゲーム機ではゲームをプレイするのが良いだろう。ファミコンなんて!と思われる層もいるかもしれないが、四六時中SNSを熱心に見続けて、挙句の果てに裁判所からなんか届くような人になるよりはよっぽど健全である。
ゲーム機はスマホと比べて安い。高い高いといろんな人や私に罵られている「PlayStation5」でも8万円で型落ちのiPhoneより安いし、PS5は1年では型落ちにならない。NintendoSwitchは安いものなら2.2万円で買えてしまう。もうすぐ型落ち確定だがいろんなゲームが大量にプレイできるんだから、スマホに回すべき金をそっちに回せばたくさん遊べてしまう。もう型落ちのPSVITAや3DSは現役時の定価より高い値段で中古が取引され、今でもたくさん使われているので別に型落ちになっても問題はなかったりする。私が2024年一番動かしていたゲーム機はVITAだった。ゲームボーイだって5,000円で取引されているくらいだ。スマホでSNSとガチャしかやっていない現状を変えたい人はゲーム機購入でゲーム機を持ち運ぶことを真剣に考えても問題ないはずだ。
ゲーム機以外はどうだろうか。ゲームをする以外だと活字を読むというのが主な運用になりそうだが、本を読む、新聞を読むというオールドスタイルが最も適していそうにも思う。
他にも音楽を普通に聴くとか。敢えて「Phone」じゃなくて昔のミュージックプレーヤーにしておく手もある。サブスク時代にこれはつらそうだが。サブスク対象外の音楽もたくさんあり、古の機器iPod Classicに1TBのSDカードを取り付けるような魔改造をしている人もいるし、2000年代には誰もが使ったかもしれないMP3プレーヤーに回帰するというのも手かもしれない。が音楽サブスクが便利すぎる。
ほかにもラジオという手もあるが、ラジオも最近はネット経由のほうがいろんなものを聞けてしまい、そこまでの価値はなさそう。でも持っておくと災害時便利ではある。
そういえば「ゲーム」「活字」「音楽」が1つに揃ったものがある。私が主にプレイしていて、ブログのタイトルにもある「ノベルゲーム」だ。つまりSNSと繋がらせてくれないデバイスで何をするかの最適解は「ノベルゲーム」である可能性がある。なんともこのブログらしい結論になってしまった。
どうせだからノベルゲームのおすすめも少しだけ書いておこう。ここはノベルゲーム感想ブログであり、ノベルゲーマーを一人でも増やしたい。
記事を書いている現在プレイしているのは「穢翼のユースティア」という作品で、ものすごく面白い作品と言える。初心者にもおすすめだがメンタルに影響を与えかねない作品のため、プレイする際には心の健康のセルフチェックはしていただきたい。SNS依存度を下げるための方法を探る記事で穢翼のユースティアをおすすめするなんてどうかしていると私自身も思ってはいる。でも面白すぎて今までプレイした中で3番目に高い点数をつける可能性が高い。
(この後も記事はまだまだ続きます)
普段スマホを使う立ち位置にいるデバイスをスマホじゃないものにする
ガラケー・PHS時代も含めて携帯電話の時代というのはもう25年以上にもなる。大衆に普及し始めたのが97年くらいだったか。その頃からユーザーはデジタル機器を常に持ち運ぶようになった。2000年にi-modeの誕生からSNSばかり見る生活の片鱗をうかがわせてはいたが、四六時中スマホをいじっちゃう生活は2025年となっては定番になってしまった。ただスマホである必要はない。他で代用できるのではないだろうか?と考えて他で代用することを考えてみる。そうすればスマホ依存つまりはSNS依存から脱することができる。
前時代的と罵られる可能性はある。だがあらゆるデジタル機器をスマホ1台にまとめて結局やってることが機械的に勧められた投稿を流し見したりガチャを引いたりではあまりに悲しい。そこから脱してしまいたいという気持ちになってもしょうがないはずだし、たぶんこの記事見ている人はそういう人。
スマホとかがない時代、私達は空き時間に何をしていたのだろうか。今となっては思い出せない。スマホ以前のガラケー全盛期でも私は普通にいろいろデジタルデバイスを使っていたので、私の体験はまるで参考にならない。そもそもゲームばかりしていた。あっもしかしたら、私はPC向けの美少女ゲームをプレイしていたのかもしれない。
さて、この記事ではスマホを完全に断ち健全な生活を求めるというところまではいかない。ゆるゆるデトックス、SNSさえ使わなければ別にスマホを触るのは別にいいのだが…。
スマホを使いづらいものにしてみる
それでもスマホは使ってしまうしSNSを見てしまう。スマホ持たない生活は超不便なため、日常生活ではスマホを持たざるを得ないしその関係で触ってしまいがちだ。ならばスマホを使いづらいものにしてみるというのはどうだろうと私自身は考えている。実行こそできていないものの。どういうスマホが適しているだろうか。
私自身が今使っているスマートフォンは軽量で大画面、性能はそれなりな「Xiaomi Mi 11 lite」という機種だ。これはSNSなどを長時間見るのに最高に向いている。今主流のスマホと比べて20~50g程度軽く、長時間持っていても疲れない。スマホ史に詳しい人なら、Mi11liteがスマホ史上稀に登場してきた「何年経っても代替スマホが登場しておらず難民を発生させている機種」の1つであることは理解しているはずだ(この手の代替スマホが存在しない、は他にiPhone13/12 mini、LG WING、Huawei Mate 20X、LG G Flexなどが存在する)。私も理解していて手放せないが、今ではスマホ利用長時間化に寄与している気もする。
わざとスマホを使いづらいものにして、電話・Line専用やSNSを最低限だけ見る用に特化させるという方法をこれから考えてみよう。
小型化路線
画面が小さければスマホなど見る機会が減るだろうと画策した場合。
該当スマホはiPhone13/12のmini版、iPhoneSE(初代)が一番有名だが、他にもrakuten handシリーズやrakuten miniが該当する。特にrakuten miniは小さすぎることが話題となり、私も一時期使ってみてはいたのだが…。小さいということはすなわちバッテリーが積めない、持ちが悪いことにもなり、電話やLINEなど最低限の機能を使うにしても不便ということになる。持ち運び自体はしやすすぎるがそれ以外が犠牲になってしまう。利用頻度が少ないと、気づいたら電池が切れていた的なことが多くてちょっと向かない。
小型化路線で有名なのはUnihertz製品。ただここのスマホも小型軽量となるとrakuten miniと同様の弱点が露呈する。それを克服するために最近ではバッテリーマシマシにしたものも売っているが、素のiPhone(16無印とか)よりも重い。
この記事を書いている2025年1月は偶然にもあの「バルミューダフォン」がiosysで投げ売りされている。これも小型化スマホではあるが、全体的な完成度が低いので選択肢には入れないほうがいい。
大型化路線
以前私がでかいスマホ(Zenfone 8 flip)(230gくらいある)を使用していたとき、どうしてもネックになったのが重さだった。他にPixel6(207gくらいある)でも同様だった。つまり重いスマホは長時間の連続使用がとにかく苦痛になる。180gを超えるくらいから気になりはじめて、200gを超えるともう苦痛でしかない。ただこれは逆にスマホを使いたくならないという視点で見れば利点になるのではないだろうか。
とは思っているのだが、実際に退路を断つ決断はしにくい。スマホだけしか使えない状況もあるにはあるため、そこで重たいスマホを使っていると私自身は「Mi11lite(159g)はよかったなぁ」と間違いなく考えてしまうことが想定できる。
低性能路線
低性能にした場合の利点は、スマホゲームを強制的に触らなくなること。しょぼいのでプレイしたくなくなる。特に1円スマホ程度の性能だと最新の3Dゲームが全然動かない。そりゃそうだ性能的には5年前のハイエンドにも劣るんだから。ちなみにSNSのアプリも低性能にするとカクつくことが増えるのでおすすめだ。
欠点はカメラの性能が低くなること。スマホ使わないけどカメラの性能は欲しい的な考えだと、低性能路線は瓦解する。高性能なコンデジを別に持っておけば良いだけかもしれないが、機動性は劣る。ちなみにコンデジは故障しない限り買った値段に限りなく近い価格で売却できるのでそんなに損はしない。スマホだとそうはいかない。
カメラの性能さえ気にしなければ、大型化かつ低性能路線というのは意外といい線行ってそうな気はする。一応最低限のSNSは使えて、バッテリー持ちも良いという点で。
高性能路線
低性能路線の逆なんで特に言う事はないかもしれない。
ガラケー路線
最悪これで強制的に触らなくする路線もありかもしれない。でもいわゆる3キャリアから出ているガラケーは使えない機能が多くて困る。特にLINEが使えないのは困る。Androidさえインストールさせてくれれば大体なんでも使えるんで、そういうのなら良いかも。でもSNSも使えてしまう。
ファーウェイ路線
2020年以降発売のファーウェイスマホでは、GooglePlayストアやGooglePlay開発者サービスが使えなくなった。特に開発者サービスが使えないのは致命的で、いわゆる西側諸国のSNSなどほとんどの西側諸国制アプリが使えない。Weiboとか中国独自のものは使えるが、日本語しか使えない私のような人間にはありえない選択肢だ。と思っていたが、中国人以外が使うと大変であることを逆手にとって、ファーウェイのスマホを使うという手はあるにはある。カメラ性能は抜群であり、GooglePlayさえ使えれば魅力的だとも言える。
難点としては、中国人が中国で使う分には魅力的なスマホのため、相場がかなり高いということ。脱SNS依存したいスマホオタク向けの選択肢と言える。
私の将来的な選択は
適度な使い方ができれば良いだけなんだから、将来的には大型化して1本化するというのが現実的な解だろうか。ただ個人的にはiPhoneとAndroid1台ずつ置いときたいという気持ちがあるので、適当なiPhone(たぶん12)と大型化した低性能Android1台になりそう。2025年初頭現在ではiPhoneはXR以降がiOS対応、それ以前も5S以降ならば不定期的にセキュリティアップデートが降ってきている。Androidは大量にあるので一般論しか言えないが、最近発売されたものは5~7年間のOSアップデートが対応されている事が多い。
SNSの否定はしないが…
SNS自体は否定していないが、結局人類にSNSを適切に使う能力が足りてなさそうに感じている。特に自分の嗜好から勝手に何かおすすめされていくアルゴリズムが人類にとってもよろしくない。私自身は将来この手のアルゴリズムが「疲労がポンと飛ぶ薬」と同じ扱いにされる可能性もあるぞと思っている。それくらい強い依存度があるものだから、脱するにはSNSを使わないつまりスマホも使わないという方向性はそんなに悪くないだろう。自制できないなら機器を使わなくするしかなさそうだ。本当は自制したいいんだが難しい。
適切に使う分には有意義なものなので、その点を常に意識しながらSNSを使っていきたい。
スマホを使いつつSNSを使いたくなる方法を探る
ここまでは、スマホが諸悪の根源だからという決めつけにより、スマホそのものを使わない方法を探ってきた。だが、スマホを使いながらもSNSを使わないという方法もある。それが難しいんだからスマホ排除路線を考えてきた。でもスマホでSNSを極力使わない路線も考えなければならない。
といったところで次回に続く。次の記事は難産になりそうだ。